漢字の使い方  先頭頁へ

沖縄語は、仮名ばかりでは読みにくくなります。
漢字を混ぜると読み易くなります。
使い方の原則
漢字は、共通語の読みと音(おん)の関連があるものを使います。
伝統的、または慣用的に使われるものを除き、当て字はなるべく避けます。

適否の例

「んな」は皆。 ×一同   ⇒  

 考え方:「んな」は沖縄語で元々「皆」と書き、共通語では「みな」と読む、
    と考えます。国語の時間に生徒が「一同」を「みな」と読むと、成績が悪く
    なります。


「じんみ」は吟味。 ×審議   ⇒  

 考え方:「じんみ」は沖縄語で元々「吟味」と書き、共通語では「ぎんみ」と読む、
    と考えます。国語の時間に生徒が「審議」を「ぎんみ」と読むと、成績が悪く
    なります。


「ちゅらさん」は 
 
 考え方:「ちゅら」は沖縄語で元々「きよら(清ら)」です。国語の時間に生徒が
   「美」を「ちゅ」と読むと、成績が悪くなります。



昔、沖縄語は共通語の敵とされましたが、今は親しい姉妹の関係で共存していくこと
が大切です。