山岡鐵舟の書 入江長八の鏝仕上げ 明治八年参詣の折、両人とも当地に滞在し、この扁額を製作しました。 鐵舟は稲の穂を束ね気合いをこめて大胆かつ、豪快に書したものに、長八は漆喰に艶をだし、大理石風に仕上げました。 落款にみる『江上青雲 山間明月』という澄みきった情景を好み、『臨機応変の妙用は無念無想の底より来る』の鐵舟の言の葉に、人々に無心をわかち、畏れなきを施し、明日に生きる力を与えます。
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