長八奉納の漆喰人形

 神宮皇后(じんぐうこうごう)
 竹内宿禰(たけのうちのすくね)
 明治9(1876)年、62歳の制作

 入江長八が神社の由緒に因み神宮皇后と竹内宿禰との二尊像をつくって奉納した作品で、その手法は漆喰に着色、 目には玉顔を用いて、髪には毛髪を植えた人形です。
 特に顔が美しく幕末の人形師の作風を伝え、長八の 遺作中この種のものは唯一の作品で極めて優秀なものです。松崎町文化財指定。

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