雲見では聞いたことがない雲見の姉妹伝説 先頭頁へ 地元の伝説

左の記事下段の「西伊豆」の部分の話は、地元雲見では聞いたことがないが、左の記事は全体として教訓含みであり、 雲見への関心者にとって興味深い。地元で知られている伝説とは違うが、執筆者大山氏の意図を察すれば、 よい意味でライバル伝説を作ってくれたのではないか。

雲見に係わる違った伝説が、域外の人によって幾つも生まれることは、雲見がより広い社会から関心を寄せられている証拠であり、雲見にとってはむしろ有り難いことといえよう。 地元の人は自分の支持する伝説を主張すればよい。

浅間と名のつく神社は全国に多数あるが、伊豆の大室山の神社にも姉(イワナガ姫)が祀られているという。富士山絡みで、雲見の地元の伝説に似た伝説もある。

今後、雲見を巡る伝説的な話が域外の人によって更に多様に語られるようになれば、雲見の伝説が都市化して、雲見がより広い社会で話題になると思う。都市伝説には悪ふざけの風評も含まれるが、有名化の良い効き目になることがある。

伝説は現実と混同してはならないが、現実と係わりがあってこそ伝説といえる。 (画面製作責任者 船津好明 funatsu@mvf.biglobe.ne.jp )