標本の大きさと誤差の関係
1、母集団の大きさをN、事項Xの平均をμ、分散をσ 2とする。この母集団から
  等確率、独立に抽出された標本の大きさをn、平均をとすれば、の分散は

    V()=σ 2/n

  となる。の標準誤差をSEと書けば、SE2=V()となる。
    先にSEを与えて、必要な標本の大きさを求めるには、上式を変形し、

      n=(σ/SE) 2

  で求まる。 σの値(概数でよい)も必要となる。


2、母集団の大きさをN、事項Xの平均をμ、分散をσ 2とする。この母集団から
  等確率、非復元抽出された標本の大きさをn、平均をとすれば、の分散は

    

  となる。の標準誤差をSEと書けば、V()=SE2となる。
    先にSEを与えて、必要な標本の大きさを求めるには、上式を変形し、

            (V()=SE2)

  で求まる。 σの値(概数でよい)も必要となる。
     Nが非常に大きいときは、いずれも1の式と同じになる。