検定の精度

検定結果の精度評価に際しては、次の4種の確率に注意する必要があります。

 1、検定仮説が真で、これを採択する確率 1-α(採択率)

 2、検定仮説が真で、これを棄却する確率 α(第1種の誤り、有意水準、危険率)

 3、検定仮説が偽で、これを採択する確率 β(第2種の誤り)

 4、検定仮説が偽で、これを棄却する確率 1-β(検定力)

上のうち、1と4は大きく、2と3は小さい方が望ましいです。
独立した部分に絞れば、結局αとβが共に小さいことが精度がよいことになります。

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