母集団と標本

1つの集団を考えます。その集団の構成単位をくじに喩え、くじ引きをします。
引かれたくじの集団は、元の集団からの派生集団を形成します。これを標本といいます。

標本に対して、元の集団を母集団といいます。標本を得るためには、母集団に抽出単位
が設定され、または定義されなければなりません。上例では個々のくじが抽出単位です。

母集団の大きさには、有限と無限があります。

母集団と標本は関係しています。標本抽出が確率によって行なわれる場合、母集団は
確率によって標本と関係づけられ、標本を知ることによって母集団を推測することがで
きます。

母集団: Population
標本: Sample

目次 前頁(集団とその大きさ) 次頁(無作為抽出)