琉球畳表の碑
 昭和九年十月二十日建立

琉球畳表組合は龍谷水神の辺に畳表石碑を建立し、碑面に正観上人伝授の箴(おさ)と梭(ひ)を刻んで上人の功徳を賛美し
関係者諸士の芳志を永遠に伝えんと感謝祭を挙行した。

正観上人をたたへ祭りて読める和歌

  中世に祖(おや)の植えたし松崎の
  藺草しけりて町もにきはふ

  畳織る業を伝へし法の師の
  恵みあまねし松崎の郷

  百年にあまるむかしの法の師の
  植えし藺草のいよよしけれる 

  いにしへの法の聖の恵み草
  後の世までも功のこれり

  龍谷の水にしげれる琉球藺の
  畳表は世にそしらるる

  真C水の華とも見ゆる琉球藺の
  いよよしけりて芳はしき上人 
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平成二十五年五月二日
JA伊豆太陽農協松崎支店竣功祭

此(こ)の處(ところ)を厳(いづ)の斎庭(ゆには)と祓清(はらいきよ)めて注連縄(しめなわ)引(ひ)き回(めぐ)らし神籬(ひもろぎ)
刺立(さした)て招奉(おぎまつ)り坐(ま)せ奉(まつ)る掛(か)けまくも恐(かしこ)き屋船大神(やふねのおおかみ)、
金山彦大神(かなやまひこのかみ)、産土大神(うぶすなのおおかみ)と称(たた)へ奉(まつ)る舟寄大神(ふなよせのおおかみ)、
我(あ)が日本(ひのもと)の本津柱(もとつはしら)甦(よみがえ)る天照皇大御神(あまてらすすめおおみかみ)の大前(おおまへ)に
恐(かしこ)み 恐(かしこ)みも白(まを)さく去(い)ぬる平成二十四年霜月の十五日といふ日に、設計(もくろみ)を静岡県経済連一級
建築事務所の手(て)に委(ゆだ)ね、工事(たくみごと)を(株)土屋建設に請負(うけおわ)せて起工式(ことはじめののり)を挙行(あげおこな)
ひし之(これ)なるJA伊豆太陽農協松崎支店はしも、技人(わざびと).工人(たくみ).手人等(てびとら)は入紐(いれひも)の一(ひと)つ
心(こころに)に力(ちから)を協(あわ)せ、最(いと)も速(すみや)かに違(たが)はず過(あやま)たず事務所棟、経済倉庫棟、
朝市経済棟の装容(よそおい)の悉(ことごと)く美(うるは)しく建設(たてま)け築(きづ)き畢(を)へしめ給(たま)ひしは、寔(まことに)、
目出度(めでた)き事(こと)にこそ。故(かれ)?(ここ)を以(もち)て今日(きょう)の生日(いくひ)の足日(たるひ)に代表理事組合長
村上英喜を始め役員、職員 、数多(あまた)の来賓(まろうど)、関係深(かかはりふか)き長人等(おさびとら)を招(まね)き寄(よ)せ、
御前(みまへ)に礼代(いやじろ)の御饌(みけ) 御洒(みき)種々(くさぐさ)の味物(ためつもの)捧奉(ささげまつ)りて、共々(ともども)、
慶祝(よろこびまをし)竣功(ことをへ)の御祭(みまつり)仕奉(つかへまつ)り玉串(たまぐし)の取々(とりどり)に拝(おろが)み奉(まつ)
る状(さま)を平(たひ)らけく安(やす)らけく穏(おだ)ひに聞召(きこしめ)し諾(うづな)ひ給(たま)ひて 此(こ)の新(あたら)しき
松崎支店の内外(うちと)には八十枉(やそまが)つ日(ひ)の枉事(まがごと)在(あ)らしめず、信用機々(しんようきき)のコンピュlタhの
支障(さはり)無(な)く、速(すみ)やかに正確(ただ)しく輔(あなな)ひ助(たす)け、事務(ことと)り仕奉(つかへ)る職員は申(もう)
すも更(さら)なり、 訪(おとづ)れむ人々(ひとひと)が生活(たつき)を援(たす)け、便利(たより)良(よ)き所(ところ) 無(な)く
ては叶(かな)はぬ所(ところ)と 成(な)し幸(さきは)へ給(たま)ひ、町民(まちびと)の広(ひろ)き厚(あつ)き後援(たすけ)を得(え)
て堅(かた)き強(つよ)き絆(きずな)に結(むす)ばれて、信用(うべなゐ)厚(あつ)きJA バンク.共済.営農.多数(あまた)の
業務(つとめわざ)を張(は)りに張(は)り広(ひろ)めしめ給(たま)ひ、今も行前(ゆくさき)も此の所に立ち働く男女(おとこおみな)に至る
まで新しき支店に適(ふさ)はしく日毎(ひごと)に身(み)を慎(つつし)み 負(お)ひ持(も)つ職務(つとめわざ)を貞(さだ)かに行(おこ)
なはしめ給(たま)ひ、JAの御名(みな)は日本の大御心(おおみこころ)を戴(いただ)きて明(あか)るく逞(たくま)しく世(世)のため
人(ひと)のために大(いみじ)き功績(いさおし)を挙(あ)げしめ給(たま)へと恐(かしこ)み恐(かしこ)みも白(まを)す

   伊那下神社宮司
大祓(おおはらい)

6月と12月の晦日に行われます。
6月は夏越(なご)しの大祓 12月は年越しの大祓といいます。

大祓は自らの罪穢れと社会の罪穢れを祓いさる神事です。
私欲を去って清明心(あかきこころ)に立ち返り、雄々しく勇ましくそれぞれの使命に邁進する決意を固めるための行事です。
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先人の言霊
 
天地能(あめつちの)
   奈可乃未未奈留 (なかのまゝなる)
      可美乃美知 (かみのみち) 
    比良久波人乃 (ひらくは人の)
      闘止女奈利 (つとめなり)
个里 (けり)

  天地の中のままなる神の道
  開くは人のつとめなりけり  福

古来、日本人は天地自然の中に神々の力を感じ、感謝と畏敬の念をあらわして来ました。
人間は、自然を「生かし、育て、伸ばすよう家庭、地域、国が発展するよう」努力しなけ
ればならない。という神意ではないでしょうか 画像       楠 公 物部の真はあせず湊河かへしぬ水のあわときへむも       残 菊 移りては人も登らぬこの吹上の菊のながみちあらはでにけり       雨暖落葉 ふる雪をしぐれの雨にならいけむ春きぬる河わらに木のはちりつつ 画像