付近の神社や旧家の急傾斜に生い繁り、緑を育んだケヤキ、松、あすなろう、カシ、イチョウ、杉、ヒノキなど
樹齢100年から200年余りの木です。
右手、親亀の上に小亀=親はわが子が無事に育ちますようにと祈る心は自然の感情です。深い愛情に育まれた
小亀は、いつか本当の親のありがたさ、そのかけがえのない大切さを知ることでしょう。(カシの木で、とても
堅い木でした。)
二匹の猿(亀の向こう側)=松の木にからんだ蔓を二匹の猿がつかみ、上に登ろうとしています。人生には
さまざまな試練がつきものです。それを乗り越えるには、お互いに信じ合う心が大切ではないでしょうか。(松
の木で中が空洞でした。)
狐の家族(亀の斜め左奥)=兄弟姉妹、いつもケンカばかり、でも口にはなかなか出せないけど、かけがえのない
存在であることを子どもたちはちゃんと認識しています。そんな子供たちを親は、慈しみに溢れたまなざしで、いつも
見守っています。親子の絆と命のつながりを大切にしたいものです。(松の木です。)