古の船人たちが渡海の標としてこよなく愛した大銀杏、秋には黄雲天を蔽う様となり、三保、久能 の農家に人々は「そろそろ麦蒔きの支度を」と目安にしたといいます。
末広の扇をもった翁は、天下泰平、五穀豊穣、千秋万歳をご祈祷します。 翁の言葉「かむなびの 神のひこさの むかしより 人の幸福 とうとうたらり」(神の鎮まる伊那下の 森は、遠い千古から人々のしあわせを祈ってきました。) 例祭11月2、3日の夕方には舞殿で三省社の若者が三番叟を奉納し郷土の芸能を永く伝えています。
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