重ね描きの仕方
「重ね描き...選択」で、変化させたいパラメータを選び、歩幅(変化幅、正の数)と回数を
入れ、「描画」をクリックすると、選んだパラメータの現在値と歩幅を順次加えた値による軌
跡が重ねて描かれます。初期値は、歩幅1、回数0(重ね描きなし)、選択 a。

必要に応じた使い方
「区間x」、「から」 変数xの変化の始点と終点です。初期値は-8から8。  軌跡の描かれる
範囲を限定したいときに使います。xの変域が-1から1で十分のときは、そう入力して「描画」
をクリックします。

「y軸」 y軸の画面左端からの距離で、ピクセル値です。初期値は470。  座標の原点を左右
に移動したいときに使います。
「x軸」 x軸の画面上端からの距離で、ピクセル値です。初期値は300。  座標の原点を上下
に移動したいときに使います。

「伸縮」 座標の目盛の大きさ、即ち大きな格子線の間隔で、ピクセル値です。初期値は50。
値を大きくすると目盛が広がります。

「遅描」(おそがき)描画を遅くする指標です。初期値は0で最速。値を大きくすると描画が
遅くなります。遅い描画は方程式と軌跡の関係を実感できます。

「精粗」 値は軌跡を形作る点の間隔の指標で、小さいほど点が密になります。過密や過疎に
なると、軌跡が乱れ、きたなくなります。「点・線」で点描画にして、点の並びが粗めで線を
型どっている状況が最良です。

「点・線」 点による描画、線による描画の区別で、初期状態は「線描画」。描画が乱れてい
たり、きたなかったりしたときに使います。そのときは、「点描画」にして点の粗密を「精粗」
で調整して、点が粗めで線を型どっている状況にしてから、「線描画」にすると、きれいにな
ります。

「座標系」 座標系の表示態様で、初期状態は「全表示」。格子線や座標軸を消すことができ
ます。